
M42マウントは1948年から発売された一眼レフシステム
時代的に翌年の1949年から
初のペンタプリズム搭載のContax Sが発売されますので
一眼レフカメラ用のレンズとしては長い歴史があります
マウントは口径42mmのねじ込みとシンプルだったこともあり
世界中の色々なメーカーが採用していき
日本でもペンタックス、リコー、ヤシカ等が
採用した世界的なユニバーサルマウントです

歴史のあるマウントですので
現代では50mm F1.4の標準レンズといえば
一般的なレンズスペックですが
標準レンズ50mm F1.8が一般的だったころは
F1.4の標準レンズは設計が難しかったため
焦点距離50mmに収まらず55mmとなっています
このころの55mm F1.4はレンズ設計上
後部が突出しているレンズが多く
一眼レフカメラではミラー干渉の可能性がありましたが
Sony α7、α7R、などのミラーレスデジタルカメラであれば
マウントアダプターを併用して
ミラー干渉を気にすることなく
現代の最新設計とは違った描写を楽しむことが出来ます

ロシア製のM42マウントレンズ
第二次世界大戦後に賠償として
ドイツから得た光学技術を発展させていますので
おもしろいレンズが楽しめます

流通量が多かったこともあり
お求め安いレンズもあります

フォトベルゼのお隣にあるお店
カメラの極楽堂に行けば
Carl Zeiss 系のM42レンズもあります